よくあるご質問
授業・生活について
- Q.勉強が厳しいというイメージがありますが、ついていけなくなる心配はありませんか。
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中学の教科内容は中学2年の修了時まで、高校教科は高校2年修了時までに基本的に修得するというペースで、授業は進められます。
それだけを見ると、「速い」という印象を受けるかもしれませんが、授業時数は学習指導要領に定められた標準時数の1.5~2倍もあるため(英語が7時間、国語・数学が6時間など)、むしろゆっくりと、しかも深く、教科内容を学習することができます。特に中学1・2年生に対しては、授業やEMK未来サポートでの小テストを通して基礎の定着を図り、定期試験で基準に達しなかったときは指名者補習などのフォローがおこなわれます。中3以降もEMK未来プロジェクトなどの取り組みにより、一人ひとりの状況に寄り添った学習環境となっています。
- Q.塾に通わなくてもよいでしょうか。
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穎明館では、学校の授業に集中し、授業に合わせて家庭学習の習慣を身に付けて自学力を鍛えることを大切にしています。授業でも課題が出ますので、学校の授業を中心とした学習計画を立てている生徒が、第一志望の夢を叶えていることが多いです。
放課後も高校棟3階と無窮館にて夜7時まで自習が可能です。また、放課後学習支援システム「EMK未来サポート」は中学1・2年生は全員登録、中3以上は希望制で利用できます。EMK未来館は朝は7:10から利用でき、学校中心の学習体制の更なる強化を図っています。
- Q.食堂の利用について教えてください。
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月曜日~金曜日の昼食は、食堂でスクールランチ(給食)を提供しています(給食利用・弁当持参から選ぶことができます)。また、食堂は放課後18時までオープンしており、自習や部活動のために軽食(パン・ポテト・ラーメンなど)をとることが可能です。ドリンクやパンの自動販売機も設置しており、朝から利用できます。
- Q.部活動はどのぐらいの生徒が参加していますか。
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9割ほどの生徒の参加しており、きわめて活発におこなわれています。運動部が13、文化部が15の活動団体があります。詳しくはこちらの部活動ページもご覧ください。
部活動の体験は学校説明会の中で実施することもありますので、今後の説明会のお知らせをご確認ください。部活動によっては個別に体験会を実施している場合もあります。
- Q.部活動の活動時間、週あたりの日数、引退の時期などを教えて下さい。
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活動時間は平日は1時間半~2時間、活動回数は週に1日から5日までさまざまです。休日に他校との交流試合を組む部も多く、また、中体連、高体連の地区大会などで好成績を収める部も増えています。
引退の時期は部活動によって異なります。高2の文化祭や秋の大会を最後に引退して受験勉強に専念する部活動もあります。部活動と帰宅後の家庭学習をきちんと両立させるのは簡単ではないようですが、高3の春のシーズンまでやり続ける部活動も少なくありません。夏や秋まで続けながら、現役で第1志望に合格する生徒もいます。
- Q.どのような海外研修がありますか。
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高校1年次では全員参加のUSA・カナダ海外研修があり、希望者が参加できる研修・短期留学プログラムも用意しています。全員が参加するUSA・カナダ海外研修は、中学期間の3年間の積み重ねを経て、異文化を体験し自ら英語で話す機会となることで、その先の学びを高める大きな経験となります。参加費用は「説明会・相談会資料」をご確認ください。
- Q.1学年何クラスありますか。男女比はどのくらいですか。また受験において男女別の定員はありますか。
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1学年5クラスで、高校からの入学はありません。令和7年度の男女比は65:35です。男女別で定員を設けてはいませんが、例年男子生徒の方が多い傾向にあります。「説明会・相談会資料」をご確認ください。
- Q.学習への動機づけ、自分の将来を考える機会など、学校で取り組んでいることがあれば教えてください。
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6年間を通じて、各学年のテーマ・指導目標に基づいたキャリア教育を行っています。いろいろな行事がありますが、例としていくつかをご紹介します。
〇キャリアガイダンス
中3~高2が対象です。保護者や卒業生を招いて仕事や社会、進路選択について語っていただきます。職業のこと、大学のことなどを具体的に考えていく生徒が増える貴重な機会となっています。
〇進学講演会
中3~高2が対象です。大学の教授や最先端の研究者を本校にお招きし、ご自身の研究内容とその魅力をご講演いただくとともに、生徒が中高時代に大切にしてほしいことを語っていただく行事です。
〇進学懇談会
高2・3を対象に卒業生が受験や大学について、自身の経験を語りアドバイスします。
〇夏季講習校外講座(希望者対象)
2024年度は、中1~中3対象で東大の博物館内を大学生と歩く「アカデミック・アドベンチャー」、中3~高3対象の「検察庁訪問と模擬評定体験講座」など、5つの講座を諸機関のご協力を得て実施しました。2025年度は、全学年対象の「東大訪問」や昨年同様の講座なども実施しています。
- Q.土曜日は授業がありますか?
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土曜日も4時間目(午前中)まで授業があり、帰りのHRとなります。午後も残る生徒は、部活動や自習などそれぞれの過ごし方をしていきます。
- Q.学内でいじめや不登校はありますか。
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本校にはいじめは絶対にないとは言い切れません。互いの人格を認め合う心がまだ成熟していない低学年の間では、ちょっとしたいざこざが原因でいじめが起こる可能性はあると思います。しかし、仮にいじめが起きても、それを芽のうちに摘み取れる体制が出来ています。特に入学して間もない中学1年生は、教員室を教室の至近に設置して生徒が相談しやすい環境を設けています。それにより、生徒と教員の距離も近く、問題があった際も声がかけやすい関係性を築いていることが多いです。
いじめがあるところでは、生徒の表情や教室の雰囲気などに何らかの変化が現れてくるものです。担任や授業を担当している教員などが異状らしきものを感じ取ったら、すぐに学年主任や生徒指導部長、副校長に報告します。該当学年の教員団はいろいろな情報を集め、また、生徒からも事情を聴くなどして、いじめの有無をよく調べます。いじめであることがわかれば、いじめをした生徒には反省を促す指導をおこない、保護者にも説明して、学校の指導に協力を求めます。
次に不登校の問題ですが、不登校の生徒は毎年何人かおり、起立性障害を抱える生徒もいます。なかには、登校はしても教室に入れない"保健室登校"の生徒もいます。不登校の生徒が短期間のうちに通常の学校生活に復帰するのはなかなか大変ですが、養護教諭や担任が親身な手助けをしています。
また、心理学療法、カウンセリング専門の大学の先生や臨床心理士の方(男女1名ずつ)が来校され、月2回ずつ、「こころの相談室」を開いて、心の悩みを持つ生徒やその保護者の相談に当たってくださいます。オンラインの対応も可能です。
- Q.校則やルールはどのようなものですか。
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生徒手帳はなく規約として定めてはいませんが、生徒が礼儀とマナーを考えて思いやりをもって行動できるように指導しています。
中学1年生の入学後は特に目を配り、生活のためのマナーを指導しています。間違ったことを行ってしまった場合も、立ち止まって考えるために教員が寄り添い、必要な指導を行っています。
- Q.携帯電話・スマートフォンは利用できますか。
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遠方から通う生徒も多いため、携帯電話・スマートフォンの持ち込みは許可しています。ただし、朝のHRで預かり帰りのHRで返却しています。特に中学生は学内での使用不可の指導をしています。
- Q.防災・安全対策はどうなっていますか。
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本校では災害時に備え、在籍生徒全員の3日分の非常食の入ったサバイバルセットをはじめ、各種防災備品を備蓄しています。入口となるブリッジは定期点検により安全性を確認していますが、橋を使用せずとも学外へ避難する経路も用意しています。途中駅などで被災した場合は、最寄りの私立学校へ非難ができる提携もあります。
また、その他の安全対策として、年1回の防災訓練はもちろん、警察や消防の指導のもと教員と生徒を対象に、不審者対策講習会やAED講習会などもおこなっています。保護者への緊急連絡の手段は、電話連絡が主ですが、それを補うものとして保護者の携帯電話やパソコンへの一斉メール配信システムを導入しており、Classi による連絡も行えるようになっています。
入試について
- Q.入試の当日はバスで登校ができますか。
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可能です。高尾駅からの京王バス、橋本駅からのスクールバスの両方を利用いただけます。バスの運転時刻などの詳細は、入試が近くなりましたらHPにてご案内しますので、そちらをご確認ください。
- Q.入試の前に説明会・個別相談会に参加する必要はありますか。
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参加は必須ではありませんが、未参加の方に向けて入試直前~当日にも説明会や個別見学会を実施します。入試が近くなりましたら、「説明会・公開行事」のページよりご確認ください。
- Q.4科総合入試とはどんな入試ですか。
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総合Ⅰ(国語・社会/50分100点[国語60点・社会40点])と総合Ⅱ(算数・理科/50分100点[算数60点・理科40点])の両方を必修として、200点満点で判定する入試形態です。4科目それぞれを受験するよりも試験時間が短く、負担が軽減されます。
融合問題や適性型試験ではないため、設問は一般入試の対策をしていれば解くことができる内容です。HPの「入試問題の傾向と対策」もご覧ください。
- Q.英語を用いて入試を受けることはできますか?
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本校では、グローバル入試を用意しています。出願資格の対象となる受験生であれば、グローバル入試と帰国生入試(国・算2科目+面接)のダブル受験も行っています。詳細は募集要項もご覧のうえで、説明会や相談会にてご確認ください。
- Q.入試の時間割を教えてください。
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募集要項や、出願後であれば受験票の記載をご確認ください。こちらから募集要項をご覧いただけます。
- Q.受験時に昼食をとる場所はありますか。
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入試の当日は食堂を開放しますので、こちらで昼食をとっていただけます。学内で昼食の購入はできないため、必ず持参してください。
- Q.遅刻しても受験できますか。
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受験は可能です。ただし、残り時間の中でご対応ください。交通機関に大きな乱れがあった場合は、対応方法をホームページにてお知らせいたします。
