穎明館の教育理念
「穎明館」の由来
~新しいリーダーの育成を目指して~
1877年(明治10年)という近代日本の黎明期に、創立者堀越克明の祖父で、本校の教学の祖である堀越修一郎が、新しい日本を担う人材の育成を願って、『穎才新誌』という自由投稿の週刊誌を創刊し、明治維新後の志気旺盛な若人の才気を啓蒙することに努めました。この『穎才新誌』に投稿した青少年の読者の中から、のち文学界や政界、経済界などで活躍する人物が多数輩出されました。
日本が国際社会の一員として重要な役割を果たすようになった今日、この教学の祖の精神を受け継ぎ、世界の中の日本という視点から、21世紀を展望した新しい学校づくりを意図して、穎明館中学校・高等学校は創立されました。
優れた資質を秘めた向学心旺盛な若人を受け入れて、21世紀の国家を担い、国際社会でも羽ばたく真のリーダーを育成するという志のもとに、本校は
- Experience ( 経験 )E
- Morality ( 道徳 )M
- Knowledge ( 知識 )K
の3つ(E.M.K.)を教育の柱とし、生徒一人ひとりの能力の開発に努め、広く社会の各方面で活躍できるような魅力的な人物の育成に力を注いでいきたいと思います。
- 穎才新誌
- 「穎才新誌」は、新しい時代の幕開けを感じさせる投稿形式の週刊雑誌で、未来へのビジョンを指し示す紙面は、当時の活力ある若者たちに熱く迎えられました。執筆陣の中には尾崎紅葉、夏目漱石、土井晩翠といった名前も見られます。
沿革
History
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- 1982
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- 穎明館高等学校の新設開校を決定(創立記念日、9月10日)
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- 1987
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- 穎明館中学校開校(中学校第1期生67人が入学〕
- 中・高合同の第1回体育祭開催
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- 1988
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- 穎明館高等学校第1回卒業式
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- 1989
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- 中学・高校全6学年が整う
- 中学3年のU.S.A体験学習(17日間)開始
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- 1990
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- 穎明館中学校第1回卒業式
- 穎明館中学校の定員、1学年80人から120人に変更
- 全校給食制度開始
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- 1992
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- 第1回文化祭開催
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- 1993
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- 穎明館中学校・高等学校の定員が各学年160人となる
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- 1997
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- 創立10周年を記念しての無窮館が竣工
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- 1998
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- 理事長に堀越克明、学校長に久保田宏明就任
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- 2001
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- 21世紀記念館(2001 GEDENK HALLE)竣工
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- 2007
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- 高校での生徒募集を停止し、完全な中高一貫校となる
- 募集人員を増やし、180名(36名x5クラス)となる
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- 2009
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- 学校長に岡本武男就任
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- 2010
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- 理事長に尾崎輝雄就任
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- 2011
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- 学校長に寺山政秀就任
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- 2012
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- 理事長に堀越正道就任
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- 2019
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- 学校長に橋本好広就任
